ayumu  nikki  araki  aka
 
 
  2004年、極東の享楽都市・東京にはある種の地殻変動が起こっていた。昨日まで ダブダブのバスケジャージを着て“YO!"とか言ってないと夜の街では浮きまくったは ずなのに、いつのまにかロックのロの字も知らないようなヤツらが古着屋でロックT シャツをあさり、前時代の遺物とされつつあった80年代テイストのロック・アイテム が超クールなものとして語られるようになっていた。一体どういうことなんだろう。 単なる流行のサイクルと片付けてしまえばそれまでかもしれないが、なんとなく無邪 気に喜んでしまいたくなる今日この頃である。
   音楽そのものについてもそれは同じだ。つい先日、VELVET REVOLVERのデビュー・ アルバム発売当日に渋谷のタワーレコードに行ったら、その『CONTRABAND』が、俺の 並んだレジで約1分間のうちに5枚も売れていた。ま、真相を明かせばそのうち1枚 は俺が買い、もう1枚はnikkiが、そして残り3枚はayumuがオトナ買い(3種類の ジャケ違いを同時購入)したのだが。その後、この作品はめでたくオリコンのアルバム・ チャートで邦楽勢を押しのけて6位にランクされ、そのさらに1週間後、全米チャー トではなんと初登場で首位を獲得。あのとき同じレジに並び、特典のリストバンドを もらって喜んでいた俺たちは、確実に時代をリードしていたわけである(状況に踊ら されていた、とも言う)。
   そんなことはともかく、俺がしたいのはDRUNK FUXの話である。前出のnikki(b) もayumu(vo,g)も、言うまでもなくこのバンドのメンバーである。彼らと AKA(g)、araki(ds)からなるこのバンドは、新進気鋭と言えば聞こえはいいが、要す るに今のところこれといった実績のないロックンロール・バンド。若造ではあるけど もピチピチした肌の持ち主たちではなく、それなりに東京の地下シーンで揉まれ、妄 想と挫折と二日酔いを重ねてきた連中である。また、参考までにAKAは縄文時 代生まれでデトロイト出身だとのこと(参考にも何にもならねえか)。
   4人に共通しているのは、各メンバーが過去、どんなバンドに居るときもそこで浮 きまくりだったという事実。言い方を変えれば、どこに居ても流れに身をまかせるこ とができず、時代の色に染まることのできなかった不器用なヤツばかりが集まったの がこのバンド、ということになるだろう。
   で、何の因果か俺がこんな原稿を書いているのは、賄賂を渡されたからでも弱みを 握られたからでもなく、ヤツらのライヴを観て一目惚れしてしまったからだ。
   いや、あとで責められるのは嫌だからあらかじめ断っておくが、お世辞にもめちゃ くちゃ上手かったりするわけじゃない。このバンドなりの世界観みたいなものについ ても、ぶっちゃけ、まだまだ模索中という印象の否めないところがある。が、敢えて ヤツらよりも長い人生を生きてきたことを裏付けにしながら言ってしまうなら、1983 年に初渡米して『USフェスティヴァル』でMOTLEY CRUEを観たときに「演奏はボロボ ロだけど、どうしようもなくカッコいい!」と感じたときと同じような、1985年に向 こうの雑誌のライヴ広告でGUNS N'ROSESという新人バンドの写真を見つけたときに 「時代錯誤的だけど新しい!」と叫びたくなったときにも通ずるような感触を、俺は ヤツらのステージに感じてしまったのだ。もうちょっと身近なところで言えば、渋谷 のラママで初めてZIGGYを観て、その良い加減のイイカゲンさに打ちのめされたと き、というのにも似ているかもしれない。
   1980年代後半、ハリウッド界隈のクラブには“明日のMOTLEY CRUEやGUNS N'ROSES”を目指す野望に満ちたバンドたちがヘアスプレーの匂いをふりまきながらひしめきあ い、そんなバンドたちのなかからダイアモンドの原石を見つけようとする商魂たくま しい業界関係者たちが脂ぎった顔を並べていた。
   2004年の東京は、それとは程遠い状況にあるのかもしれない。が、ふとあたりを見 まわせば、そこにはDRUNK FUXが居て、nikkiが人生を踏みはずす切っ掛けになった戸 城憲夫と、ayumuをロックの迷宮へと導いた森重樹一が籍を置くThe DUST'N'BONEZが 居る。で、しかも、ロックンロールに飢えたあなたがいる。
   なんだ、役者はすべて揃ったも同然じゃないか。あなたが今居る場所こそが、ロッ クンロールにとっての次のキャピタル(首都)であり、パラダイス・シティであるは ずなのだ。根拠? 理由? そんなのは俺が語るべきことじゃない。ステージの上に 立つ4人のどうしようもなくロックな男たちが、もうすぐそれを証明してくれるはず である。あなた自身の目の前で。

2004年6月 増田勇一
  
 
 メンバーのみなさん、お名前は?
ayumu 春日 歩
nikki 川瀬 "nikki" 健臣
ポップコーンあらき ポップコーンあらき
aka jonny
 メンバーのみなさん、お誕生日は?
ayumu 1977.10.14
nikki 1975.6.17
araki 1977.1.14
aka 縄文時代X
 メンバーのみなさん、出身地は?
ayumu 福岡県北九州市小倉
nikki 福島県福島市
araki ママの○○○
aka デトロイト
 メンバーのみなさん、好きなタバコは?
ayumu LUCKY STRIKE
nikki marlboro
arakiハイライトが好きなんです!
ハイライトくれたらなんでもしますよ!!安いよ!
aka marlboro menthol light & m
 メンバーのみなさん、好きなお酒は?
ayumu Hineken
nikki Jack daniel's
araki ビールが好きなんです!
ビールくれたらなんでもしますよ!!発泡酒もね!
aka 麒麟ビール職人
 メンバーのみなさん、女性のタイプは?
ayumu 内田 有紀・光月 夜也
nikki kelly osbourne
araki それだけは勘弁してください。
aka my wife
 メンバーのみなさんのfavorite artist!
ayumu 矢沢永吉
nikki 戸城憲夫
araki ゴールデンカップス、アドラーズアペタイト
aka
 sid vicious
 最後に、メッセージをひとこと!
ayumu welcome to the jungle !!!!!!!!!!!
nikkiu rock n' roll suicide !!!
araki 昨年あたりから安定の兆しをみせる日本経済に呼応するべく
 今年は安定したドラミングを目指します☆
aka ホントにrockをするならば、お前が死ね!